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【57】毒親と絶縁するまでの話

母の病気の話

送金したお金が娯楽品に使われていた現実

ガンと聞いて一瞬目の前が真っ暗になった気がしました。

病状の詳細や入院手術の有無を聞きましたが、母は「もう終わってるから」とあまり話さず、働けなくなったからお金を送ってほしいということでした。

すぐには駆け付けられない距離で母が苦しんでいたのかと思うといたたまれなく、少しでも生活が楽になるようにと一層送金するようになりました。

そうして帰省した年末年始、病後だからか母は前にも増して我儘になっていて、財布を持たずに色々な所に行っては大量の買い物の支払いをさせられて若干モヤっとしたものの、色々と我慢することが多かっただろうから仕方ないかと思っていたのですが、よくよく家の中を見ると前回帰省した時にはなかったアクセサリーがあったり、煙草もお酒も全く控える気がないようで、以前よりむしろ豊かな生活をしているように見えました。



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