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【63】毒親と絶縁するまでの話

新しい環境の話

前回の話はこちらです

【62】毒親と絶縁するまでの話:入院の話

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【0】毒親と絶縁するまでの話:あらすじ

退院してからの生活

入院中も頻繁に母は私の携帯に電話をかけていました。もしかしたら心配させているのでは、と退院した時にすぐ連絡をしましたが、母の口からまず出たのは「あんたのせいで生活が大変だった」という愚痴で、私の体調の心配などは皆無でした。

その後、摂食障害は回復しつつあったものの、うつの症状は一進一退の状態で不安定な状態が続いていました。

色々あって当時の彼と別れ、実家に戻るしかないかと考えていた時、高校の時からの友人が助けてくれてしばらくの間お世話になることになりました。

友人は親とのことを理解してくれていたので「気兼ねなく家に居てくれていい」と言ってくれて、通院できる病院を一緒に探してくれたり、出かける元気がある時は外に連れて行ってくれたり、とにかく私がしんどくないようにと気を遣ってくれていました。この数か月間があったからこそ今の私があると思っているので、友人にはどれだけ感謝しても足りないくらいです。

そんな時、共通の趣味を持つ友人の友人という感じで元々知り合いだったユウさんと縁あって交際することになり、何やら自分でもびっくりなほどの凄い勢いで一緒に暮らすことになりました。

ユウさんはよく「出来なくていい」と言ってくれていて、何でも自分が完璧にやらなければ、と思っていた私にとって戸惑いはありましたが、『出来なくてもいいんだ』『もうちょっと楽に考えていいんだ』と思えるようになると、不思議と出来ることが増えていきました。

一人で外出できなかったのが少しずつ出来るようになり、うつの薬の量も少しずつ減り、食事も以前のように普通の量を食べられるようになり、本当にじんわりゆっくり癒されていくような感じでした。

ですが、そんな時に母から「脳梗塞で入院した」という連絡が入りました。

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