【61】毒親と絶縁するまでの話
摂食障害の話
※希死念慮・摂食障害等の描写があります。苦手な方や見ることで不安を感じる方は閲覧をお控えください。
入院
仕事を休み続けていると、自分がいらない存在のように思えて、ずっと焦燥感にかられていました。
親に頼ることはできないと分かってはいても、心のどこかでは「もしかしたら実家で休養できるのでは……」という甘い期待があったのか、住む場所が変わることを報告したところ、顔を見せにきなさいとの返事。
結果、母からは急激に体重が増加したことを責められ、飲んでいる薬の副作用だと説明しても全く信じてくれず、父からは相変わらずの容姿ヘのからかいを受け、母が何の為に帰省させたがったのか全くわからないまま、すぐ彼の家に戻りました。
そんな生活が数か月続く中でも親からの無心の電話は途絶えず、何度「働いていないから無理」と断っても、色々な理由や同情を引く言葉を使ってくる為、断るごとに罪悪感に苛まれ、いつしか全てがどうでもよくなってしまい、身体が食事を受け付けないようになりました。
急激に落ちる体重を目の当たりにしても、食事を摂ることへの嫌悪感や拒否感は拭えず、むしろもっと体重を落とさなければと思い込むようになり、あっという間にまともに動けなくなってしまい入院することになりました。
(この話は減量を考えている方におすすめする意図のものでは決してありません。痩せたいからと言って食事を安易に抜くのは、身体的にも精神的にも良くないです。絶対におやめくださいね!)
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